1月の観劇予定
1月は残念ながら観劇はお休み・・・。観た方感想をお聞かせください。
<観たかった劇>
<観てもいいかなと思っていた劇>
『ヴェニスの商人』・『ポーシャの庭』
2014年1月8日-19日・下北沢「劇」小劇場
東京シェイクスピアカンパニー
作:ウィリアムシェイクスピア(『ポーシャの庭』は江戸馨)
翻訳・演出:江戸馨
作曲・演奏:佐藤圭一
料金:各3,800円
公式HP
『ヴェニスの商人』は、ユダヤ人の高利貸し「シャイロック」が有名な、シェイクスピアの喜劇。円熟期喜劇の人物造形を存分に楽しめると共に、分かりやすい筋・現代にも通じる内容で、初心者にも通にも人気の作品。
シェイクスピアなどの古典や有名作品は小規模の劇団でもよく上演される。この公演は規模の割に少し高いが、通常2,000-3,000円という手ごろな値段で観ることができるので、初心者が内容を知るのにもいいし、演劇好きが様々な解釈・演出を観比べるのにも良い。私も好きな演目がかかっていると観に行ってみるが、先日の『十二夜』のように時々とてもいい演出が観られると嬉しくなる。
「東京シェイクスピアカンパニー」を知らなかったのでHPを調べたところ、江戸馨さんという方が主宰し、シェイクスピア作品を上演したり、朗読/勉強会を開いたり、関連戯曲を作ったりしているらしい。
年に1回ないしは2回の本公演を行っている。本公演の大きな柱は2つあり、一つはシェイクスピアのストレート・プレイ、もう一つ は’鏡の向こうのシェイクスピア’シリーズと題し、シェイクスピア劇を題材にしたオリジナル戯曲の上演
とのことで、主宰の江戸さんは独自の視点で新解釈を開拓しようというかなり意欲的な方のよう。『ポーシャの庭』は、江戸さんのオリジナル作で、「『ヴェニスの商人』の続編」とのこと。
<本>
原文:ニーナ・レイン作『トライブス』、シェイクスピア作『ヴェニスの商人』アーデン版